「読み書き計算」はどうしても必要な道具

2011-08-03

日本はかつては「黄金の国ジパング」といわれ、その姿は「東海のはてに眠れる美女」にたとえられるほどでした。しかし今日の日本には未来の展望が見えないという不安が拡がっています。でもそれは自分の美と富の活かし方に気がついていないだけだと思うのです。それに気づかないならば、この国はいつか永遠に歴史の忘却の中に埋れてゆくでしょう。日本の宝は人。人が入らしく生きるために「読み書き計算」はどうしても必要な道具です。ところが、その勉強が今、ゆがんできています。正しい学習のしかたのわからない子供たちが増えているのです。正しい学習方法を知るということこそ、試験にも合格するということなのです。このことを一生懸命みなさんに伝えようと、そして「学習崩壊」から子供たちを救うことができればと願いながらこの本を書くうちに、ふと、明日の日本を開くカギもここにあることに私は気づいたのです。敗戦で全てを失った日本には、資源はなく、狭い国土にはさらに外地から引揚げてくる人々も迎え、人がひしめいていました。