営業マンがアパレルビジネスのアンカーマン

2011-02-17

得意先軒数の来場が予想より少なかったり、注文が当初目標より少ない場合は、自分の担当地域の得意先を訪問して注文をとることもある。展示会は通常、年間に5〜6回あるから、営業マンの展示会前後の仕事は結構忙しい。そして、店頭での販売シーズンに入ると、まず得意先を訪問して売れ筋情報をつかみ、売り場が品不足にならないように追加注文をとったり、マーチャンダイザーに追加生産するかどうかの情報を伝える。派遣店員を出している百貨店や直営店などの場合は、売り場の第一線で働くFA(ファッションアドバイザー)を支援、指揮して店頭販売が順調に進むようにするとともに、「死に筋」の売れ残り商品を売り場から迅速に引き挙げるのも、営業マンの重要な仕事。こうした判断が後手になると、不良在庫を生むとともに売り場の機会ロスをもたらし、売り上げの伸び悩みや店頭消化率の悪化を招く。営業マンがアパレルビジネスのアンカーマンといわれるゆえんである。