サイトデザインを行う段階で、横幅800ビクセルのブラウザでも利用できるように制作します。ブラウザの右端には縦スクロールバーが表示されるため、幅は770ビクセル以下にするとよいでしょう。また、リキッドデザイン(ウィンドウの大きさにあわせてサイトの表示サイズが変わるデザイン)でサイトを制作すると、サイトの楡陥を固定せず、ウェブブラウザのサイズにあわせて横幅を調整して表示することが可能です。ただし、表示サイズによって1行あたりの文字数が変わり、テキストが読みづらくなることがあります。さまざまな表示サイズに変更させて、どのようなウェブブラウザ環境においても問題なく利用できるかを確認する必要があります。インターネット利用者には、ISDNやモバイル機器など通信速度の遅い手段を使っている人がいます。画像を多用したり、フラッシュや動画、音声ファイルなどを使ったウェブページは全体のデータサイズが大きくなり、表示に時間がかかるので、お客さまにストレスを与えることになります。また、通信回線の混雑やサーバの状況などにより、一時的に通信速度が遅くなることもあります。そのため、重いデータの使用はできるだけ控える必要があります。ISDN回線ではデータサイズが80KBのページの表示に、約10秒かかります。鮮明な商品画像などを載せると難しいですが、できるだけ1ページにつき80KBのサイズを理想としてサイトを制作します。画像は、テキストのロゴやボタンはGIF形式、写真はJPEG形式と使い分け、さらに大きさや色数などの調整で画質を保ちつつデータサイズを抑えます。動画や音声ファイルなどデータの大きなファイルは、埋め込み式による再生は避け、リンク部分にデータサイズや読み込み時間の目安などの注釈をつける必要があります。フラッシュコンテンツもお客さまの環境によって再生に時間がかかったり、再生できないこともあるので、なるべく使わないほうがよいでしょう。