床の色は暗くしてはいけません。できるだけ薄めにします。とくに家具を木調にしたい場合は、薄めがおすすめ。床が濃いと、家具が安っぽく見えてしまうのです。薄めにしておけば、なんにでもあいます。床材でいえば、最近はコルクタイルが見なおされてきています。コルクは、地中海沿岸などで育つコルク樫の樹皮のことで、木質部と外皮のあいだに形成され、樹木本体を乾燥などから守っています。コルクの内部は、空気を含んだ細胞がすきまなくつまっていて、この気泡が熱や音の絶縁体になり、ソフトな弾力性やあたたかい感触になります。表面加工をしたものは、耐水、耐摩耗性にもすぐれています。欠点は鉄さびでもらいさびすること。古くなった冷蔵庫の脚、鉄製のゴミ容器、クッキーの缶をプランターにするなど、さびる性格のものをじかにおいてはいけません。値段は3・3平方メートル、4万5000円以上、フローリングの約2倍です。コルクタイルはパネル状のもの(303×1818ミリ)とタイル状のもの(305×305ミリ)の2種類があります。パネル状は、1911ミリ厚の耐水合板の上に2〜3ミリのコルクを重ね、接着したもの。表面加工がメーカーによって異なります。タイル状は、305ミリ角で、厚さ3・2〜10ミリのコルクを敷きつめる方法です。
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