責任とは罪を償うことではない

2012-02-01

会社に迷惑をかけたとき、退職金を辞退するとか、弁償したからといって、責任をとったことにはならないものです。まして頭を剃って土下座をしたり辞表を出したりすることで責任を逃れることはできません。真に責任をとることと罪を償うことを混同しないことです。では、真の責任はどうとるものかと聞かれて、明快な返事のできる人は少ないでしょう。あなたならどう答えますか?自問自答してください。うっかり品物を壊したというようなとき、2000〜3000円のもので、どこにでも売っているものなら、買いに走って弁償することができるでしょう。

日創研
日創研 大阪経営研究会は学ぶ経営者と社員さんが101名集まった組織です
http://www.nsok.gr.jp/

しかし何千万円もする高価なものなら、弁償しようにも手の届かない金額です。まして、それがお金には代えがたい先祖伝来のものなど、想いのこもった物となれば、完全にお手上げです。世間を騒がせている金融機関の破綻で、社長以下取締役が受け取った退職金を返済する、しないでもめていますが、これも噴飯もので、事を起こしたあとの罪の償いと責任を負うことの認識がずれています。結論を先に言えば、「責任は事の起こる前に負うもの」なのです。