NHBC側のコメント

2012-01-23

NHBC側は、Gさんの苦情に関するコメントを求めたタイムズ紙の記者に対し、同社スーポクスマンがこのように説明をした。「補修に事の同意に時間を要したのは、土質分析などの調査に手間どったためです。また、工事内容の詳細やスケジュール、工事期間中の仮住まいの手あて等で遅延があったことは認めますが、それは直接にはNHBCの責任ではありません。われわれはG氏の通告に即座に対応し、すべて満足いくように対処したのです。

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何も、問題はありません」ちなみに、タイムズ紙に載ったG家の記事がきっかけで、同じ被害にあっている別の被害者の存在もその後に明らかになっている。G夫婦の家と同じ地域に建つ別の建売り住宅を買った人である。そして、こちらのケースでもNHBCの対応はよくなかったとタイムズ紙は伝えている。「住み手および、そこから依頼されて建物を調べた検査官が、「窓が落ち、階段は外れ、天井からは水漏れがして、煙突は火事になり、家屋の構造自体がすでに安全ではない」と訴え続けているにもかかわらず、NHBC側はそれを認めず対処を渋ったままである」。一方、これに対するNHBC側のコメントは、「指摘されたとおりの欠陥は幾つかありましたが、ほとんどは検査した技術者の見解の相違によるものです」というものであったという。ところで、タイムズ紙に「NHBCの保証制度の無益性」をめぐる疑惑記事が掲載されるなか、記録の提示を求められた同社は、次のような興味深いデータも自ら提出している。内容は「建築監督(監理)におけるNHBCの現実の体制」を記したものだが、それによって、一九九四年から九七年の三年間に一〇万ポンド以上の費用を要した申請は四一一件あったが、それらの中でNHBC自らが建築監督した物件はわずか四件しかなかった−という新事実も明らかになった。