変容を迫られる雇用

2011-10-16

もしそうしたことがひろまるとすれば、日本企業の特徴とされ、日本型経営の根幹と考えられていた「終身雇用」はどうなるのか。日本型経営の骨格と信じられていた終身雇用慣行は崩壊してしまうのだろうかという問題関心である。雇用労働力の基幹である中高年管理職層を削減するということは、経済的にも社会的にも重大なことであり、それを実行することは言うほど簡単なことではない。企業はしたがって採用したいのはヤマヤマだけれども、企業組織の中からも、また社会的にも比較的抵抗の少ない手段である若年者の新規採用を大幅に削減することにした。このこともまた、これまで新規学卒者や若年労働力を眼の色を変えて追い求めていた企業の行動を考えると信じ難いほどの方向転換に見えた。そこで、日本企業の雇用制度や雇用行動は全く変わってしまうのだろうかという関心が非常に高まったのである。日本の国内でこうした関心が高まったのは当然といえば当然だが、こうした企業行動の大きな落差あるいは激変は世界の人々の関心を惹いた。

[参考]
マイナビバイトオフィシャルサイト
http://baito.mynavi.jp/